2025.03.14 ブログ

高精度な穴あけ加工とフライス加工が得意なDMG森精機 立型マシニングセンタ(NV4000)についてのご紹介

今回のブログでは、弊社にあるDMG森精機 立型マシニングセンタ NV4000をご紹介します

加工事例

立型マシニングセンタ NV4000の加工事例として自動車ターボチャージャ関連部品をご紹介します。

被削材 オーステナイト系ステンレスのSCS13のロストワックスです
ワーク寸法 Φ98のLengthが7です
加工寸法 PCDΦ58で等分9か所の穴あけ、穴寸法Φ4,位置度Φ0.1の厳しい公差に対応しています。
位置度のPPK 2.085

加工のポイントは、位置度Φ0.1を維持するために温度管理や切削液の濃度管理を徹底し、さらに既製品の治具を改造した独自の治具を使用することで、公差の厳しい直角度と位置度に対応しました。

生産能力

穴公差±0.01の穴を、月産4000個から5000個で、アイテムによっては12000個以上の加工実績があります。

設備内容

立型マシニングセンタ NV4000は、高精度な立型マシニングセンタで全軸において重心駆動を実現し、主軸とテーブルのオーバーハングを解消する独自の構造を持っています。この革新的な構造により、穴あけの高速性と高品位加工を実現しています。

主な仕様は次の通りです。各軸移動量はX軸600㎜、y軸400㎜、Z軸400㎜となっております。テーブル作業面の大きさは700×450㎜で、主軸最高回転度は12000回転、ツールシャンク形式はBT40で、工具収納本数は40本です。機械幅は2165㎜、奥行き2453㎜、高さ2845㎜です。


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