2025.06.05 ブログ

生産性向上、品質改善のための鋼材置き場3S活動

3S活動後   鋼材置き場3S前

2025年3月より進めている鋼材置き場の3S活動について報告です。

弊社では3Mまでの長さの丸や六角の鋼材をバーフィーダーと呼ばれる素材投入機を使用し、NC旋盤で連続加工をしております。
本社の宇治工場には15台のバーフィーダー付きNC旋盤があり、その加工に使用する鋼材が保管されている棚の3S活動です。

昨今、顧客より鋼材のトレーサビリティに対する要望が増えており、先入れ先出しの徹底など、正確な鋼材管理も品質の一部となります。

また現場作業者が鋼材を使用する際に、どの鋼材を使用するか簡単に分かるようになれば、万が一の材質間違いを無くし、使用鋼材を探し出す無駄な時間を省くことも出来ます。
在庫管理を徹底し不要な鋼材を購入を無くすことで、コストの削減が図れます。

整理

まず、不要な鋼材を廃棄する。
鋼種が不明確で購入時期も分からないものは、不用意に使用すると材質間違いの元となるため、一括で廃棄いたしました。
社内使用備品などが紛れ込んでいたため、移動・撤去を行いました。

整頓

頻繁に使用するSUM23L・S45C快削・SS400を列ごとに分け並び替えました。
1トン単位で購入する必要がある鋼材について、専用棚を確保し250kgずつの分納対応を素材業者様にお願いしました。

また、鋼材を使用するタイミングに合わせ鋼材入荷時期を調整することで、長期間、使用しない鋼材が置きっぱなしにならないよう、鋼材入荷スケジュールを作成し管理を始めました。

清潔

今まで鋼材が山盛りになっていたため、最下段の床に鋼材伝票や端材、ゴミまでが溜まっていました。
それらを廃棄し床の清掃を行いました。

今後も各所の3活動を進めることで、さらなる生産性の向上に努め、名高精工所をお客様や従業員にとってより良い会社へ進化させていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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